幸福度ランキング上位の国から学ぶ幸せの価値観

 

幸福とは不満がないこと?オランダで感じる幸福とは

デンマークは幸福度世界一。オランダは子供の幸福度世界一。

このレポートは実際にデンマークに住んでいる日本人の大本さんが
デンマークの幸福の概念について日本と比較しながら論じています。

デンマーク人は本当に幸せなのか?住んで初めてわかった「幸福感」の違い

私はオランダに実際に住んでみて、このレポートと同じような感想を持っています。

「野心的でないから失望することはない。満足しているという言葉が合うかも」

私もオランダ人の友人からオランダの生活に非常に満足しているということをよく聞きます。

私も実際に住んでみて、大きな不満がありません。

日々の生活は穏やかで、行政や人間関係も含め大きなストレスがありません。

国が最低限の生活を保障し、働き方も自分の人生に合わせて柔軟です。

しかし、アメリカのように幸福を追求し日々向上しなければいけないという
プレッシャーがあるわけではありません。

日本もどちらかというと、絶え間ない努力が成功に近づくと考えられていると思います。

デンマークやオランダでは、あくまでも現状を受け入れ、その環境の中で
いかに自分流の幸福な生活を築くかではないかと思います。

 

社会的な価値観ではなく自分の価値観で幸福を感じる

私自身、日本で教育を受け成長するアジアでビジネスをしてきたので、
昨日より今日、今日より明日の生活が良くあるべきだという考えでした。

オランダに引っ越して、日々の生活が安定し、
その中で自分流の幸せを見つけていく人生観に出会いました。

私の自宅の近所の自転車屋さんは、ほとんどお客さんが来ないのですが、
経営するおじいさんは毎日楽しそうです。

オランダ生活に慣れない私たちを気にかけてくれ、折にふれ声をかけてくれます。

私からすると、ネットでマーケティングをしたら
自転車屋さんは繁盛するのではないかとか余計なことを考えてしまいます。

しかし、毎日、同じように自転車屋さんに出勤し、
ご近所さんの世話を焼き、ニコニコしながら暮らしています。

競争社会とは全く違う価値観で暮らしているのだろうと思います。

幸福度が高いからとデンマークやオランダに引っ越しすると、
全く予想と違うと感じる人もいると思います。

私自身も、もう少し様々な刺激があって良いのではないかと感じるときもあります。

野心的な人には退屈ですが、競争社会、商業主義に疲れた人には
優しい国なのかなというのが今のところの感想です。

幸福度ランキングに左右されることなく、何をもって幸福と感じるのか、
一人一人でしっかりと価値観を築く必要がありそうです。

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