【海外で子育ての原点】②子供の教育で国を移動する選択肢

 

香港に通いながら日本と香港の違いを考えるのと同時に、私自身と同世代の香港人の友人たちとの違いについても考えるようになりました。

 

日本との圧倒的な英語力の違い

 

圧倒的な違いは英語力でした。

 

ある日、香港で街を歩いているときに路上アンケートで声をかけられたのです。

 

そして、たどたどしい英語で回答していたら

「日本人だねー」

と小声で話すのが聞こえたのです。

日本人は英語を話せない代表例なのかと驚きました。

 

それから香港人はどれだけ英語力が高いのかなと気にするようになったのです。

 

グローバルな教育環境

 

普段の日常会話では広東語を話しているのですが、広東語を話せない人とは英語で流暢にコミュニケーションをとっていました。

しかし、香港人は英語をネイティブに使いこなせているのかどうかはわかりませんでした。

 

今ではバカバカしいですが、香港大学の友人の講義にお邪魔したときに教授は英語で講義をしていて、この場の学生は全て理解できているのかと疑ってしまったくらいです。

複数の言語をネイティブ並みに操れるということを理解できなかったのですね。

 

”子供の教育のために国境を越えて良い”という気付き

 

でも、香港人は幼稚園から英語で授業を受け始め、小学校、中学校、高校、大学と英語で授業を受けていました。

当然、英語を使いこなせるようになりますよね。

 

英語ができるから国際人というわけではありませんが、英語で世界中の人とコミュニケーションをとることができ、情報も取ることができる彼らは私には非常にまぶしく見えました。

そして、私は少なくとも同世代の彼らに敵わないと思いました。

 

そこで私は、

このような環境で自分の子供は育てたい

と思ったのですね。

当時は学生でしたから結婚もしていませんでしたし、子供もいなかったのですけどね。

 

教育のための国境を越える

 

ちょうど同じような時期に、北京の大富豪との出会いも大きかったのです。

彼は自分の子供の教育のためにビジネスをリタイアし、日本に移住をしてきました。

 

子供の教育のために国境を越えて良いのだ

と自分の中で腑に落ちました。

 

それからは、私自身がビジネスで成功するための国はどこであるのかということと、子供の教育に良い国はどこかということを考えていくようになりました。

 

次回へと続きます。

 

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