人は必ず死を迎えるからこそ自分のやりたいことをやるべき
体調を崩して改めて考えさせられた、人生の意義
人は必ず死を迎えます。例外はありません。
どんなに成功していても、どんなにお金持ちでも、人は必ず死を迎えます。
死を迎えない人は誰もいません。
必ず死ぬのに、なぜ人は生まれるのか?
輪廻転生であったり、誰にでも役割があって生まれてくるのだとか、さまざまな考え方があります。
私も一時期、人には役割があって生まれてきているのではないかと考えました。
しかし、天災や不慮の事故で亡くなる方もいますし、志半ばで亡くなる方もいます。
そのような人生も、この世の役割を全うしたのだと考えることもできます。
ただ、私の考えも変わってきています。
きっかけは、昨年に体調を崩したことでした。
自分の思うようなパフォーマンスを全てにおいてできなくなっているなと感じたときに、一度、全てをリセットしてみようと思いました。
私は経営者という立場でしたから、関わる全ての方に迷惑をかけることになりましたが、私の状況を理解してもらい、体調優先でと現場を離れることができました。
その時まで、私の生かされている意義、この世に存在する役割というものが、ビジネスで体現していると信じていました。
体調がきつくても、無理して現場に居続けることが自分の役割だと思っていました。
しかし、一方で体調を崩して現場の最前線で動けなくなったということは、私の役割が終わったのではないかとも考えるようになりました。
人は必ず死ぬ、だからこそ自分の人生をやりたいことで埋め尽くそう
私にとって人生の全てと言ってもおかしくないビジネスの現場を離れることになるのであれば、私の人生の意義、役割というものはなんなのだろうと考えていました。
人は必ず死ぬのに、なぜ生まれてくるのだろう。
なかなか思うような結論に至りませんでしたが、ふと役割があると考えることもおこがましいのではないかと考えるようになりました。
人は必ず死ぬ。
一度の人生。
ということは、役割があるのではなく、生きている間に自分がやりたいことをやるために生まれてきたのではないかと考えました。
すると、ふっと全てに合点がいくような気がしました。
そう、人はやりたいことをやるために生きているのです。
人の目や批判を気にする時間ももったいないし、ただただ自分のやりたいことに時間を割いていくべきなのではないかと。
もし、あなたが何かを我慢しているのなら全てやめてみましょう。
やりたくないことには、NOと言う勇気を持ちましょう。
あなたの人生に負担をかける人が、あなたの人生を送るわけではありません。
時間は有限です。
思いっきり自分の人生をやりたいことで埋め尽くしましょう。