オランダではコカインや大麻は合法?
コカインの売人に声をかけられました。
ある高級ホテルの前で携帯電話で話し中の人に「中国人?コカイン買う?」と言われました。
自分が会話中でも営業をするなんて貪欲だなと感心しつつも驚きました。
私の海外渡航、滞在歴は長くなっていますが、実は初めてクスリの売人に声をかけられました。
誤解している人も多いですが、オランダではマリファナは合法ではなく違法です。
非犯罪化と定義し犯罪として立件しない違法行為という曖昧な状態にしているだけです。
私自身、全くクスリに興味が無いので今まで見たこともありませんし、売人と話したこともありませんでした。
今回、「こうやって観光客はクスリを買うのかあ」と思った次第です。
マリファナについては、コーヒーショップという看板を掲げてオランダでは販売されています。
コーヒーを飲む店はカフェという看板で違う店になります。
カナダではマリファナは合法ですね。
他にもアメリカでは州単位で合法とされていたり。
かといって、住民全員が楽しんでいるわけではないと思います。
オランダも同様です。
文化や生活、情報などはインターネットやグローバル化で共有、画一化されてきているようで、自分の興味の無い話題や世界とは、かなり分断されています。
しかし、今回の売人のように、私が興味を無くても分断された世界を超えて出会うタイミングがあります。
親として子供に触れさせたくない情報をコントロールすることはできますが、アクシデント的にコントロールできない状況も出てきます。
その時に、知らないことに興味を持つ子供なら知りたいと考えるでしょう。
ましてや親が偏見を持たず幅広く興味を持つ子供に育てたい教育をしていれば尚更です。
興味を持った先に何があるのかも考えないといけませんね。
まず自分の軸を育て周りから流されず自身の価値観で判断できることは大切でしょう。
その為には親子でもタブーを作らず、さまざまな話題を話し合っていくことが不可欠だろうと思います。
情報をコントロールして無菌状態で育てるのではなく、社会の現実を直視しながら、親の考えを頭ごなしに押しつけず、子供ときちんと話し合うことが大切ですよね。
それにしても面白い経験をしました。