【海外で子育ての原点】⑯マルボロカレッジ校長先生から熱い想いを伺いました
マレーシア・ジョホールバルに開校したマルボロカレッジ
マレーシアのジョホールバルにオフィスを開設する可能性が出てきて、子育ての環境も含めリサーチをしていました。
政府の方とのミーティングでジョホールバルに教育エリアを作り、海外からインターナショナルスクールやボーディングスクール、大学などを誘致しているとのことでした。
その中に、イギリスのキャサリン妃が学んだマルボロカレッジの分校が開校するという説明がありました。
早速、マルボロカレッジについて調べ校長先生とお会いする機会を得ることができました。
実際お話を伺ってみると、このピック校長の熱い思いに圧倒されました。
まず、
「なぜ、マレーシア、ジョホールバルに開校するのか?」
という質問をしてみました。
ジョホールバルという街を選んだ理由としては、政府の手厚いサポートと広大な敷地を確保できたことをあげていました。
東京や香港、シンガポール、タイなども視察をしたが、ジョホールバルほどの条件の提示は無かったし、英語圏ではない国では、英語で教育を提供するマルボロカレッジには適さないと感じた。
21世紀はアジアの時代で、中国とインドは重要な国になってくる。
それらの国の中間に位置することは非常にメリットであるとのことでした。
”アジアでグローバル人材を育成したい”
そして、
「どのような学生を育てていきたいか?」
という質問に対しては、グローバルな視野を持った人材を育成していきたいと。
マルボロカレッジは歴史もあるし、最高の教育を提供する自信はある。
しかし、イギリスで教育をしているだけではグローバル人材を育成できない。
これから成長していくアジアを知らなければいけないし、語学も英語だけでは十分ではない。
語学教育には力を入れていきたいということでした。
当時の建設予定地は何も無いパームの森でしたが、ここに21世紀に活躍できるグローバル人材を育成したいという熱い夢を聞き、非常に感動したのでした。
開校予定はちょうど息子が5歳になる年で、一番下の学年から入学できるとのことでした。
この後妻とも相談をして、合格するとは思いませんでしたが、入学試験を受けることにしました。