【海外で子育ての原点】⑧香港のコンドミニアムのパパ友は投資家
香港での出産における私立病院を公立病院の違い
香港で子育てをしている日本人の先輩方に話しを聞きました。
まず、外国人は出産のときには私立病院を選択している人ばかりでした。
入院設備が奇麗で快適なのだそうで、確かに公立病院は質素で悪くはないですが、私立病院と比べると見劣りするようでした。
私立の場合は普段の定期検診はクリニックで行い、出産のときに病院のベッドを予約するシステム、一方の日本だと産婦人科にかかって、そのまま出産も同じ病院ですよね。
私たちも私立病院で良いかなと思っていたのですが、よくよく聞いてみると出産時に深刻なトラブルがあった場合には、私立から公立の大学病院に搬送されるということでした。
そうであれば、最初から公立の大学病院で出産をすれば良いのではないかと話し合って、公立病院で出産することになりました。
公立病院は特に予約もいらないので、出産のときにタクシーで病院に行くだけでした。
病院では手続きのために書類に記入をして出産に立ち会い、おかげさまで全て順調でした。
病院に3泊して母子ともに帰宅しましたが、帰宅してすぐにひきつけを起こして呼吸が止まり救急車を呼ぶことに。
今となればたいしたことは無いのだとわかりますが、何もわからなかったので死んでしまうのではないかと当時は焦りましたね。。。
コンドミニアムのパパ友は投資家だった
このようなことを体験しながら、香港での子育てが始まりました。
香港では日本製の紙おむつも手に入りましたし、基本的に何でも手に入りました。
やはり日本語での情報収集が中心ですから、日本の製品がわかりやすく助かったのと、香港という街が、日本に慣れているというのも安心感があったと思います。
私は子供が生まれてからは基本的に家にいる生活でした。
紙おむつなどは全種類を購入し、フィットするものを見つけてみたり、だっこの仕方など研究しました。
外に出られるようになると、コンドミニアムの敷地内にあるクラブハウスにあるキッズルームに行くようになり、そこで次から次へとパパ友ができるようになりました。
日本ではなかなか父親が子育てのために家にいるのは珍しいのではないかと思いますが、香港では違和感無くお互いお付き合いをしていました。
特に仕事を休んでいる後ろめたさも無くですね。
パパ友と話しているうちに、全員に共通することがありました。
それは、年齢は20代から40代とバラバラでしたが、全員が特定の職を持たず投資で収入を得ていたのです。