【海外で子育ての原点】④行き先に決めた北京で感じた高揚感

成長する北京で感じた高揚感

 

移住先に決めた北京で感じた高揚感

 

行き先について検討しましたが、子育ての環境に良いだろうと考えた香港に行くのではなく、まず、私がビジネスで第一歩を踏み出すことを優先すべきと思い、メンターのいる北京を選択しました。

 

子育ての環境も大切ですが、その前に海外で私自身が生き抜いていく礎を築かなくてはいけないと思いました。

といっても、結婚もしていませんし子供もいたわけではありません。

 

しかし、今でこそ国際自由人とうたっていますが、北京で骨をうずめる覚悟で挑戦したのでした。

 

北京での日々は非常に刺激的で、国が経済的に発展していくときの高揚感に包まれていました。

ここで成功したいと強く思うようになりました。

 

実際に日本にはあるものが当時の北京にはないものばかりで、何をやっても成功しそうな気がしました。

不動産も開発ラッシュで価格も高騰していました。

 

このように成長している街で、自分も一緒に成長できるというイメージが湧きました。

ネットバブルの頃のネット起業家の熱のようなものでしょうか?

大きなうねりを感じることができました。

 

多くのビジネス成功者が生まれる一方で「小皇帝」が誕生する中国社会

 

北京で私は不動産も学ぶことができましたし、経済発展していく過程も学ぶことができました。

 

そして、現地の同世代のビジネスマンと接していると全ての人たちがギラギラしていて、「大金持ちになるんだ」と起業するチャンスをうかがっていました。

 

世界の工場と言われ、北京や上海、深圳だけでなく、中国中の都市が大きく成長したくさんの起業家が成功していました。

 

中国はビジネスチャンスがたくさんあると思いましたが、低学歴の人が裸一貫で成功するというモデルではなく、「海亀」といわれる欧米の大学や大学院で学んだ人たちが、中国に戻り最新の技術で工場を立ち上げ成功していくようにみえました。

 

世界最先端の技術や手法を安い人件費で大きなビジネスにしていっていました。

起業に学歴は不要といわれますが、アメリカの最先端のIT起業の創業者はほとんど有名大学の出身です。

 

中国でもアメリカの有名大学の出身や、北京大学や清華大学という中国の名門大学から成功する起業家が生まれているように思いました。

 

そして、気になる中国の子育てはどのようなものか聞くと、一人っ子で甘やかされ「小皇帝」といわれる社会現象が起きているようでした。

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。