オンラインで講義をやってみて

今さらですが、コロナ禍でオンラインのやり取りがメインの生活を体験していることを、昨年の東洋大学でのオンライン講義で改めて考えてみました。

やはり、アナログで対面が良いなと思いますが、オンラインだから移動は不要で時間的にも身体的にも楽です。

ましてや、骨折してギブスをはめながらの講義で、もし、大学まで行かなくてはいけなかったら、キャンセルしなくてはいけなかったでしょう。

ですので、今回は非常に助かったのですが、やはり対面講義ではないとリアルタイムで学生さんの反応がわからず、講義を進めづらいなあと思っていました。

しかし、これは講義する側の話で聴講する側であれば、自宅もしくは教室であっても、わざわざ講師が目の前にいる必要は感じないかもしれないです。

講義の最後には質問タイムもあるし、後からアンケートという形で更に質問も可能です。

となると、話す側に聞く側の人たちが直接会いたいと思わせる何かが無ければ、会場は用意されても、それは聞く側の人のためであり、話す側は呼ばれなくなる時代がくるのかもしれません。

講師も移動は不要だし、主催者としては交通費などのコスト負担は軽減されますからね。

そもそも、移動時間が不要になることで、講師も一日で話せる回数が増え、人気講師と人気の無い講師と二極化が進むのかもしれない。

郵便システムが構築されたときは、郵便で済ますのかと言われたはずだし、電話が普及したときも同じ、メールが普及したときも同じです。

しかし、それでも、直接お会いしないといけない人はいるわけです。

先生と言われる立場の人たちも常にアップデートし、人気講師になる努力を継続しないといけなくなりますね。

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