家族とは?痛ましい事件から考えさせられた家族の在り方

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”家族はチーム”

 

先日、息子と日本で起きたある事件について話し合っていました。

 

満足な収入も無く公営住宅の家賃を払えず、強制退去が決まった家庭の母親が中2の娘を殺して、自分も死のうと無理心中を図った事件です。

非常に痛ましい事件で、このニュースを知ったときには本当にショックでした。

 

人生には色々な選択があり、さまざまな事情もあるので第三者は軽々しく意見をしてはいけないと思っていますが、息子とは命の尊さについて話し合いたいと思いました。

 

そこで、息子と事件の説明をしていたら息子から

「僕が中2だったら働いて稼いだのに」

という意見が。

 

続いて、

「家族はチームだよね。皆で協力すれば死ななくて良かったと思う」

という私の想像を超える意見が出てきました。

 

私は人には無限の可能性があり、人は平等で誰でも幸せに生きるべきだと思っています。

そして、肩書きで人を判断するのはくだらないと思っていると自分では思っていました。

 

しかし、無意識的に私が家族を守らなくてはいけない立場なのだと考えていたのでしょう。

 

家族はチームで一緒に困難に立ち向かえば良いのですよね。

親だからとか立場で考えるのではなく。

 

悩みは周囲と共有して解決していけば良い

 

息子は団体スポーツが大好きなのですが、彼が大好きな理由がわかった気がしました。

チームで力を合わせれば良いのですよね。

 

これは同時に家族だけではなく、会社でもどこでも全ての社会で必要な考えなのではないかと思いました。

 

私は経営者という立場で現場にいましたが、心のどこかで社長の私が頑張らなくてはいけないと考えていたのではないかと思います。

会社に問題があっても社員には心配をかけさせずに、自分で解決して社員の皆さんには穏やかに働いてもらいたいと思っていました。

 

しかし、会社の問題点は社長が一人でかかえるのではなく、社員の皆さんと共有して解決していくこともできたのではないかと気づきました。

 

夫婦間でも親子間でも友人同士でも、どこでも悩みは共有して皆で解決していくべきなのではないかと息子に教わった気がします。

一人で悩む必要はありませんよね。

 

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