複数冊を出版して気付いた出版するための方法と業界の構造
自分で想像できないことは実現しない
出版して何が一番変わったかと言いますと、出版したいのですがというご相談を多くいただくようになりました。
世の中には出版したい人がこんなにいるのだという軽い驚きがありました。
といいながら、出版していますよね、と言われるかもしれません。
はい、私は出版しております。
これは夢は叶うではないですが、私は根拠なくいつか出版すると思っていました。
出版したいではないのですね。
出版する
と思っていたのです。
想像できないことは実現しません。
やりたいことがあっても、「〜したい」程度では夢は叶いません。
何の疑問も感じずに、「〜する!」と自分で考えていれば叶うのだと思います。
やりたいことは、やれば良いのです。
出版するためにはどうしたら良いのか?
どうやったら出版できるのか、という質問もいただきます。
技術的なことで言えば、毎日、ブログを書く。
ブログでたくさん読者がつき、人気ブログになる。
出版社の目に留まるというのが誰でもできる方法ではないでしょうか。
もう一つ。
書籍の企画書を書いて、出版社に持ち込むという方法もあります。
これは、非常に非常に成功率は低いようです。
私の場合も、ブログを毎日書いていたのがきっかけになっています。
しかし、出版まで非常に長い道のりで事業としては儲からない業界なのだろうなというのが、外野で見ている私の率直な感想です。
本が読まれなくなったとかではなく、そもそも、一冊の本を世に出すためにたくさんの人が関わって時間もかけて作り上げていきます。
一種の芸術です。
となると、1500円程度の価格の商品では必要な利益が上がるわけがないだろうと思うのです。
そして、著者からしても原稿を書いたときや企画を練り上げたときから出版まで非常に時間がかかるので、タイムラグが大きい場合が多々あります。
文学書であれば良いのかもしれませんが、ビジネス書やノウハウ本であれば、伝えたいことのタイミングを逃してしまうことも十分ありえます。
私自身も伝えたいこととタイミングが噛み合ないと出版の効果が薄れてしまうと感じます。
では、どうしたら良いのか?
出版社も巻きこみ、自分のスケジュールで出版できるように考え、行動するしかありません。
そのためのプロジェクトを立ち上げてしまおうと考えているのです。