グローバル化時代に日本人が英語よりも必要なもの

移民国家で実感する共通語として機能する英語

オーストラリア入りしています。
オーストラリは多民族、多文化の移民国家として知られています。

街を歩いていても、いろいろな国をルーツに持つ人たちが暮らしています。

レストランも種類が多く、いろいろな国の食べ物を提供しています。

これらの人たちをつなぐのは英語です。

グローバル化に英語は必要と言われて久しいですが、
多民族国家に来ると英語が共通語として機能するのだなと納得します。

ヨーロッパの移民政策では自国の言葉の学習を移民に義務づけている国が多く、英語ではありません。

しかし、自国の言葉を習得した先には英語の習得が課題として存在し、
やはり世界的に英語の習得が必要とされる時代はやってきているのでしょう。

人がお互いを理解するためには、コミュニケーションを図るしかありません。

何も話さず、何も聞かず、何も主張せず、お互いで理解するのは至難の業でしょう。

ましてや、文化やルーツが異なる人同士では当然ですよね。

日本人同士では文化やルーツが異なる度合いが小さいので、
コミュニケーション能力を高めることに注目がされづらいですが、移民国家では切実な問題でしょう。

また、島国ではなく国境を陸路で往来できる国々も異文化を感じやすい環境にあり、
コミュニケーション能力の向上の必要性を生まれながらにして感じて生活しているでしょう。

言葉が違う同士であれば共通の言語として英語の習得も必須となるでしょう。

日本人は英語の苦手意識が強いが実は英語力は低くくはない

日本人にとっては、生まれながらにして異文化の人や言語が異なる人と
コミュニケーションを図らなくてはいけないという切実な現実に向き合う場面が少ないので、
なかなか習得しづらい能力ではありますが、
外国人と接したり、外国に住むと急にコミュニケーション能力を問われます。

そして、自身の英語力の足りなさに愕然とすることになります。

しかし、日本人の英語力は決して低くありません。

問題はコミュニケーション能力なのです。

初対面の人と何を話して良いかわからない人は多いですよね。

ましてや、文化も違い言語も違う人とのコミュニケーションは非常に大変です。

日本人の愛想笑いも通用しません。

すると、英語力が無いから話せないと考えてしまうのですが、
実はコミュニケーション能力が問題なのです。

オーストラリアのように移民国家ではない日本でグローバル人材になりたいと考えるなら、
初対面でも臆せずコミュニケーションを図れる能力が必要ですね。

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