オランダに移住してみて感じた気になることをまとめました
オランダに引っ越して早2カ月。
現地に住んでみての率直な感想です。
(あくまでも私の主観によるものです)
ビザの取得は非常に容易
ビザに関しては、やはり非常に取りやすいです。
とりあえず海外に住みたいという方には、アジアのように物価が安くないのでハードルは低くはありません。
オランダ移住に適している方というのは次の方だと思います。
- ヨーロッパに住んでみたい
- 過去にヨーロッパに住んでいて、ヨーロッパに戻りたい
- オランダ以外のヨーロッパに住んでいるが、ビザ更新が難しそう
- ヨーロッパで子育てをしたい
移住に適していますが、これらの方で問題になるのは収入源の確保です。
ビジネスに関しては、オランダは人口が多くはないのでマーケットは小さいです。
周辺のヨーロッパ各国へのマーケティングの拠点としては、ありだと思います。
日本人駐在員も少なくはないですが、アジアの駐在員と比べると消費は旺盛ではないので、日本人相手のビジネスも大きく稼げるイメージはありません。
住むところを選ばないインターネットで稼ぐスキルがあるか、不動産の家賃収入、資産運用で生活費を確保する必要があります。
高い自己肯定感、自国への満足度
ところで、国としての成熟度は高いので、生活に大きな不満を感じることは無いのではと思います。
国民全体の自国に対する満足度も非常に高いと感じます。
これは、教育の現場で取り入れられているコーチングによる自己肯定感の高さによるものではないかと思います。
自分に非常に自信を持っています。
自信過剰ということではなく、小さい頃から自己を認められ、小さな成功体験を積み重ねてきた自信によるものだろうと思います。
子育ての環境は非常に良いですね。
外国人の移民に現地校でも慣れているのは大きいです。
またオランダ語の授業になるということが前提になりますが、公立も私立も現地校であれば高校まで学費がかかりません。
そして、外国人でもビザを持ち合法的に住んでいれば、子ども手当も支給されます。
ビジネスに戻ると日本人であれば、和食レストラン、ラーメン屋、美容院は一定の需要はあるでしょう。
日本人向けの進出コンサルは、成長しているアジアでは需要がありますが、オランダでは非常に厳しいですね。
人種差別について
ヨーロッパで見られるといわれる人種差別については、オランダでは感じないという日本人駐在員は多いです。
ヨーロッパの中では、アジア人にとって暮らしやすい国なのだと思います。
しかし、アジアの緩さを経験している私には、特に大きなアドバンテージには感じません。
これは、私が深刻な人種差別に直面した経験が無いからかもしれません。
他のヨーロッパの国々に駐在していた方には、オランダは非常に暮らしやすいそうです。
とにもかくにも、我が家には冬の寒さが一番のハードルであることは間違いないようです。