日本人と外国人の決定的な違いを生むものとは

 

海外と比較した時、日本人にないのは個性ではなく○○

私は10年を超える海外生活の中で、特にビジネスの場で
日本と海外の違いを感じてきましたが、その違いについて国民性で片付けられることが多くありました。

たしかにポジティブさやネガティブさ、正確さなどを性格の違いで済ませる人も多いです。

しかし、私自身が社員教育をしていくことと平行して、
私の息子が学校にあがる年齢になり教育を受けさせるようになると、
そもそも教育の問題ではないかと考えるようになってきました。

日本人は個性が無いと言われますが、個性は十分に誰もが持っていると思います。

では、何が違うのか。

個性が無いのではなく、自分の頭で考える訓練が海外と比べると少ないのではないかと思います。

家庭でも学校でも会社でも、どこでも自分の頭で考える機会が少ないのです。

考えさせる教育が足りていないのだと思います。

海外の学校では「あなたはどう思うのか?」を年齢関係なく問われます。

常に正解はありません。

日本の教育では、先生が親が「こう思う」ということを指導していきます。

常に正解があります。

 

日本人のサッカーとクリケットのプレーに共通する意外な事実

息子が好きなサッカーは日本代表が世界で勝つためには国際経験が足りないといわれています。

経験が足りないのでしょうか。

実は、息子がインド人のクラスメートを通してクリケットに興味を持ち始めています。

私もクリケットのプレーの経験も無く、ネットで検索してみました。
すると、日本クリケット協会の映像がありました。

その中でクリケット日本代表チームの外国人監督の一言に耳を疑いました。

それは、「日本人の技術は素晴らしいが、経験が足りない」というものでした。

サッカーの日本代表が話題になるときに、必ずと言っても良いくらいいわれる内容と全く同じでした。

サッカーは1993年にプロ化し国際試合も多く組まれるようになり、
ユースチームは子供の頃から海外のチームと試合をしていますし、海外遠征もしています。

そのサッカーで課題とされている経験が、クリケットでも同じ課題なのです。

プロ化されていないクリケットの課題が技術であったり戦術であったりすればわかります。

プロ化され国際経験も積んでいるサッカーとアマチュアで決して資金的に潤沢ではないクリケットが
全く同じ評価というのは、日本という国か日本人の根本的な何かが問題なのではないかと思うのです。

それは、自分の頭で考える能力ではないかと思うのです。

試合で監督の指示をふまえて自身で考えてプレーすることが必要ですから。

自身で考えてプレーできない日本人を見て
経験が足りないと外国人の監督は言ってしまうのではないかと思うのです。

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