仕事中毒な生活を止めて気付いた心穏やかに暮らすために
自分のペースで取り組めるライフスタイル
最近、どんな生活をしているのですか?と聞かれました。
私は、昨年に体調を崩し休職し、今年からビジネスの現場の一線から退きました。
オフィスに定時に向かうという生活ではなくなりました。
しかし、ありがたいことに講演会のお話をいただいたり、出版のお話をいただいたり、会社の顧問であったりビジネスのサポートを依頼されたりしています。
起業したての人も応援したいと思っています。
今までの経験を生かして、何かお役に立てればと思っています。
昨年までは、とにかく24時間365日ビジネスについて考えていました。
息子とゆっくり遊ぶ時間もありませんでしたし、家族と一緒にいてもパソコンで作業をしていることも多かったです。
メールは多いときには一日500通以上対応しないといけないときもありました。
海外の電話も少なくありませんでした。
そのような生活から、一転して自分のペースで仕事に取り組めるようになりました。
メールも毎日来るわけではないので、チェックするのも時間があるときになりました。
電話はほとんど鳴りませんし、そもそも携帯電話を常に携帯するわけでもなく、全く別の部屋に置いていることも多いです。
インターネットや携帯電話が普及する前は、このような生活だったなと。
家族と向き合う時間も増えますし、ゆっくり考える時間もあります。
技術の進歩で生活は大きく便利になりましたが、失うものも少なくなかったのかもしれません。
面倒な人間関係から解放されるには?
そして、一番大きな変化は人間関係です。
相手がどう思っているかはともかく、今年に入ってからは私自身が会いたい人としか会っていません。
時間的、距離的な問題で会いたいけれど会えていない人もたくさんいます。
しかし、お会いした人は全て私自身が会いたいと思った人です。
会いたいと思う人だけに会っていると、全くストレスがないのです。
常に心が平穏で幸せな感情にあふれています。
今はオランダに暮らしていて、消費する国ではないのでモノが豊富にあるわけではなく、不便なことも多いです。
しかし、ストレスに感じないのです。
日本はストレス大国だといわれますが、もしかしたら人間関係が大きく関係しているのかもしれません。
嫌だなと思う人間関係を整理していくと、非常に穏やかな毎日を送れるのかもしれません。
一度の人生ですから、心穏やかに過ごしていきたいと思います。
体調を崩したことで気がついた私にとって人生に大切なものです。