独立・起業したい人は要注意!創業時に犯しがちな失敗とは?
起業と経営のスキルは全くの別物
起業すると決めたときに、なんでもかんでも自分でやろうとする人がいます。
また、こういう事業をしたい、こんな事業をやってみたいと複数のビジネスを手掛けたいと考えたときに、それぞれのスキルを身につけなくてはいけないと考える人もいます。
起業というと、あるビジネスにおいて突出したスキルや経験を持った人ができるのではないかと考えてしまいます。
しかし、経営するスキルとビジネスにおけるスキルは全く別物です。
経営とは自動車の運転に近いのではないかなと思うようになりました。
自動車の運転には運転免許証の取得が必要になりますが、ほとんどの人が何回か挑戦すれば取得できる資格です。
そして、自動車の簡単な仕組みは習いますが、自動車に詳しいわけではありません。
運転免許証の保持者が、自動車を組み立てられるかというと、組み立てられる人の方が圧倒的に少ないでしょう。
自動車の仕組みを全て把握して運転をしているかというと、そうではないはずです。
自動車を組み立てることと、自動車を運転することは全く別のスキルです。
起業も経営もチャレンジする回数が大切
例えば、Webサービスの会社を起業したいと考えたときに、Webサービスについてのプロフェッショナルである必要があるかというと、決してそうではないということです。
個人事業主として自らプログラミングをする必要があれば、プロフェッショナルでいなければいけないでしょう。
しかし、個人事業主でもWebサービスのスキルのある人と一緒にビジネスをすれば起業できてしまいます。
もし、あなたが営業ができるとします。
そして、営業が苦手だけどWebサービスを提供できる友人がいるとします。
そうであれば、一緒にビジネスをすれば起業は可能ですよね?
信じられないスピードで成長する会社や複数の事業をどんどん立ち上げる社長さんがいますが、自分には無いスキルを持った周りの人や企業と一緒にビジネスを立ち上げている場合が非常に多いです。
マーケットがあれば、自分は知らない分野でも知っている人と組んでビジネスをしてしまえば良いのですね。
ビジネスの世界はとにかくトライアンドエラー。
やってみないと成功するか失敗するかわからない世界です。
しかし、さまざまなスキルを持つ人たちとコラボしていくことで、失敗のリスクも減らせますし、チャレンジする回数も増やせます。
起業も経営もとにかくチャレンジする回数が大切なのですね。
経験がノウハウになりますから。