「詐欺だ!」誹謗中傷された時には集中という対策が一番
海外であっても誹謗中傷はされる
出る杭は打たれると言われます。
そして、目立つと日本は誹謗中傷や妬みひがみで大変なので、海外に住みたいと言う人もいます。
海外だから誹謗中傷が無いというわけではありません。
私は海外に10年以上住んでいますが、海外で日本人から誹謗中傷されたことがあります。
私たちはある国の国家プロジェクトにより、大きく成長するであろう街を注目して投資のタイミングをうかがっていました。
予想通り大きく不動産マーケットの成長が始まる予兆があり、現地に不動産を販売するオフィスを構えました。
当時は日系の不動産エージェントとして初めてオフィスを構えました。
その後、たくさんの日本人がその街の不動産を扱うようになりましたが、私たちは先行者利益もあり、現地では政府や大企業と身の丈に合わないような付き合いをさせていただいていました。
すると、妬みなのか何なのか全くわからないのですが、誹謗中傷にさらされるようになりました。
私は鈍感なので全く気づかなかったのですが、現地の有力者や銀行などに私たちを名指しでマフィアだからつきあうべきではないとビラを配られたりしました。
またその方々が、我々が日本でその街の不動産を販売するセミナーを開催するときに、私たちは詐欺業者だから、私たちが販売する物件は完成すること無く投資金は戻らないなどとまで言っていたようでした。
ご丁寧に、そのセミナーに参加されたお客様が音声をとっていて、私は知ることになりました。
そのような方々も、街ですれ違ったり、現地のイベントで顔を合わせるときに、笑顔で挨拶してくるのです。
初対面のときは私は全く顔も知らないので、誰だかわからず名刺をいただきご挨拶していました。
全くのんきなものです。
周囲の雑音が気にならないくらい仕事に集中するのが一番
しかし、裏ではビラを配りセミナーで足を引っ張るような発言をされていたようなのです。
普通に挨拶してくる方々が、そのようなことを本当にしているのか。
私は、なんだか不思議な気持ちでした。
結果として私たちの手掛けた物件は完成していますし、詐欺でもなんでもありません。
当たり前なのですけど。
ビジネスでは、手段を選ばず先行する業者やライバルを蹴落として成功したいと考える人がいるのだと、改めて気づかされました。
しかしながら、当時の私はそのようなことを聞かされても、基本的には自分のビジネスを成功させることが一番大切で、その一点に集中していましたので周りの業者のことを考える暇もなく、実はあまり悩みもしませんでした。
わかってくれる人はわかってくれるという言い方もできますが、自分として必要なことは目の前の仕事に集中して、誹謗中傷などを気にする時間を作らないのが一番です。
考える時間がもったいないですし、考えても私が何かできるわけでもありません。
お会いするとニコニコとご挨拶されますしね。
なので、許せないですよねと言ってくれる方もいたのですが、本当に心の底からその人たちのことはどうでもよく、怒ったりネガティブな感情が生まれたことは無かったのです。
あなたも今後、成功する過程で誹謗中傷に悩まされることがあるかもしれませんが、悩む時間も割けないくらいに自分のビジネスに取り組んでいただければ良いのではないかなと思います。