骨折をしてみて気付いた

骨折をした。

突き指や捻挫のような整形外科にお世話になる怪我は小学生以来だ。

久しぶりに整形外科的な痛みに直面した。

驚くほど痛い。

骨折しながら金本元阪神監督はホームランを打った。

スポーツだけではなく、他にも骨折しながら、仕事を続けている人も多いだろう。

尊敬しかない。

私は全然ダメで、全く何も手がつかない。

この痛みが一生続くのではないかと思っているくらいの絶望感である。

そこで、急がば回れではないけれど、回復に専念したいと思う自分がいる。

いや、単純に痛みに耐えて何かをする精神力も体力も無いのだろう。

このように弱ったときに、本当の自分と向き合えるものだ。

手術のために入院もしたけれど、痛くて何も手につかない人と痛みと共存しながら楽しそうにしている人がいた。

楽しそうにしている人に共通するのは、あふれんばかりのパワーを感じさせられることだ。

おそらく、精神力にも体力にもそれぞれパワーやスタミナが存在する。

それを生命力というのかもしれない。

痛みがあるときは、何も手につかないものだが、怪我の完治が近づくと、急に痛みが無くなるそうだ。

すると、痛みがあった頃、何も手がつかなかった自分が嘘のように活動を始める自分がいるとか。

現金なものだが、痛みの存在自体も忘れてしまう。

骨折の治る過程をレントゲンで確認しているのだが、折れた骨がくっつく為の液が出て修復していく。

自然治癒力だ。たくましい。

もちろん、傷は残り元通りに綺麗になるわけではないけれど。

人間は傷ついても自分で治すパワーを持っている。

文字通り、時間が解決してくれる。

ただ、骨も自然にくっつくけれど、適切に固定すれば元に近づく治り方をするし、固定しなければ曲がってくっついてしまう。

適切なサポートを受けたり自身でも適切な努力をできると、より良いのだろう。

何が起きても最終的にはなんとかなるのだと楽観的になりながら、周りのサポートにも感謝することを忘れてはいけないな。

手術してから4ヶ月。まだまだ痛みが残る。

頑張るぞ。

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