どう年齢差を活かすか
教師と生徒の年齢差は近いほうが良いのか?
世代間ギャップを埋める方法はあるのか?
インターネットが世界中をつなげることによる情報格差は少なくなった面はあるが、世代間ギャップは広がったのかもしれないかなと。
教育が面白いといわれるオランダ。
しかし、全ての学校の授業で先進的であったり、IT化が進んでいるわけではなく。
全ての教科書がオンラインで使える学校でも、授業は毎回、紙の教科書を使っていたり。
うまくITを扱えない先生がいたり。
という不満を子供たちから聞くと、だいたい年配の先生だったりする。
もしくは、学校の校長や経営陣が年配だったり。
サッカーのトレーニングも子供たちが集中して熱心に取り組むのは若いコーチ。
年配のコーチだと子供たちを集中させることができないと耳にする。
もちろん、個人差はあるし、年齢差だけが原因ではないだろうけど。
教えるという方法論が全く変わったのかもしれない。
それだけではない。
あらゆるところで過去の在り方が変化を求められているように感じる。
教師や上司、親が頭ごなしに話せたのは昔の話。
スマホやITの普及が社会の仕組みをリセットしたのではないかと改めて思う。
違和感を感じるものは、全て変わっていくのだろう。
グローバル化で世界が一つになっていくかと思っていたが、細分化され、拡大していたグループが個別になっていくのかな。
それが世代というグループで起き始めているのか。
違和感を感じず、感性が近いことが非常に大切になっているのだな。
自分の価値観を伝えていくだけでは、難しくなっているなあ。
コミュニケーション能力が、ますます大切だといわれるのだろうけど。
従来の方法とは違い、直接会うことより、オンラインでも同じ熱量で過ごせる環境に。
学校や会社に行く理由も変わる。
オンラインでできることは全てオンラインでやりながら、オンライン化できない部分のために直接会うようになるのだろう。